文系がIT企業に務めて 4月24日
待ちに待った金曜日である。
しばらくパソコン開かなくて良いと思うと心の底から安堵が込み上げてくる。
コードの可読性というものはどうやらこの業界ではかなり重要視されているらしい。1度作ったプログラムをやり直させる程である。それなら最初に一言言って欲しいものだが今までは可読性が問われる程長いプログラムを組んだことがなかった自分がそう言われてコーディングできたのかと言われると何も言い返せない。
ところでこの業界にはプログラミングが好きで好きで空いた時間に弄ってても苦にならない人々がそれなりに存在しているらしい。もちろん最初の行から私はそうではないことが明白なのだが、では自分はどういうのが向いていたのだろう。
このような文章を書くことは苦ではないが簡単に仕事に出来るほど世の中は甘くない。趣味の料理を仕事にしようなどとは口が裂けても言う気が起こらない。
となればとりあえずこの苦しみを味わいながらプログラムと向き合うことしか自分にできることは無いのだ。この初歩的なスキルが”手に職つける”ということに繋がるのだろうか。不安と苦悶のトンネルに光はまだ刺さない。