文系IT企業愚痴日記

ちょっと数学が得意なだけの文学部卒文系がIT企業に入ってしまった苦悩の日記。

文系がIT企業に務めて 5月26日

進まない。進まないのだ。

プログラムは良くも悪くも自分の書いた通りにしか動かない。けれどどこに問題があるか分からない。根本的な解決策が思いつかず場当たり的な修正をしては弾かれる。豆鉄砲はスクリーンに簡単に跳ね返されるのだ。

そもそも今の完成度がどの辺なのか、正しい道順を進んでいるのかも分からない。こんな人間が1ヶ月後には配属先とやらに出荷される。とんでもないことである。

とにかく質問はこの社会を生き抜くための最大の最低限スキルであるのは理解したが、配属先の人間が質問に対して寛容でなければ私が唯一縋りつこうとした手段も目の前から消え、いよいよ本格的に己の弱さと向き合わなくてはならなくなる。

緊急事態宣言は解除されたがそれによって起こる緊急事態がこんな街角にあるのだということも囁かながら訴えたい。