文系IT企業愚痴日記

ちょっと数学が得意なだけの文学部卒文系がIT企業に入ってしまった苦悩の日記。

文系がIT企業に務めて 5月12日

どうやら弊社はリモートワークを続けるらしい。

忌々しい邪気を放つパソコンに触れることなく快適に過ごしたGWの後に”通勤”という最も恐れていた事態が起こっていたら耐えきれないと感じていたので救われたとしか言い様がない。世間からは今年に節目を迎える人間は大変だと哀れみの声が聞こえるが私のように救われている人間も少なくはないのではないか。

話は変わるが人前で仕事をするようになることを見据えると私は少し心配なことがある。私はコーディングする時PCを触る時間よりノートにメモをしたり頭の中で考える時間の方が長い。”手を動かせ手を” ”何をサボっているんだ” そういう罵声が今にも聞こえてきそうである。大学でも論文を書く時は3時間以上PCの前に座りながら触らず紙のメモを弄り思考をまとめている事が多かった。これから仕事に加えて、”人に仕事をしているように見えるような素振り”にも気を遣わなければならないのだ。あまりにも憂鬱である。

このまま訳もわからず学びだけを続け、そして仕事に対面した時私はどうなってしまうのだろうか。不安で胸が詰まる。そんな日々がこれからも続く。