文系IT企業愚痴日記

ちょっと数学が得意なだけの文学部卒文系がIT企業に入ってしまった苦悩の日記。

文系がIT企業に務めて 5月15日

今週の業務が終わった。

リモートワークにも慣れてきてペースも掴めてきた。じゃあコーディングが捗るのかと言われればそれはまた別の話ではあるが。

より簡単により分かりやすく処理をすることを求められるのがコーディングの難しいところだ。私は高校時代数学の問題をとりあえず解けさえすればいいといって確率の問題は場合分けを多用したし、特殊な解法をわざわざ使おうとした記憶が無い。今まさにそのツケが回ってきている。

脳がとりあえず動かすコードから考えてしまい美しさとは真逆の方向に進むのを抑えながら思考を回していく。これが今の私にとっては本当に難しい。処理の順番、使用する関数。同じ結果が出ても過程にも質が求められる。とりあえずやっつけで動かすだけのコードを書くのは時間の無駄だと気付いて辞めたが、そうすると地蔵のように固まる時間が増えていく。こんな地蔵の姿を見た上司は何を思うのだろうか。想像は容易い。

金曜日のこの時間が1番救われていると感じる。家に居ながらも自分も社会人としての感覚が芽生えてきたという何とも言えない気持ちを酒で流し、束の間の休息を享受しよう。